挨拶語のテンス(寒暄语的时态)
日常生活の中で、挨拶語として「ありがとうございます / すみません /失礼します」がよく使われます。それらの過去形「 ありがとうございました / すみませんでした /失礼しました」も同じ意味を伝えていますが、いつ現在形を使うか、いつ過去形を使うか、その使い分けについて、次のように考えております。
(1)ありがとうございます / ありがとうございました
出来事や行動がまだ終わっていない場合に、現在形の「ありがとうございます」を使います。出来事や行動がもうすでに終わった直後に、「ありがとうございました」をつかいます。
例: (デパートの売り場で)
[客]:これ、くだざい。
[店員]:ありがとうございます。
(客が代金を払って、売り場を去る)
[店員]:ありがとうございました。
(2)すみません / すみませんでした
「すみません」は、自分の行為に関する謝罪や相手の行為に対する感謝を行為の直後に述べるときに使います。
例1: (広場で野球の練習中、球が他の家のガラスを割った。その家で)
どうも{○すみません / ?すみませんでした}
一方、行為と謝罪の間に時間的隔たりがある場合や時間や手間を要する相手の行為に対する感謝を述べる場合は「すみませんでした」も使われます。
例2:(例1の状況だが、その家が留守で後日謝りに行った場合)
どうも{すみません / すみませんでした}
(3)失礼します/ 失礼しました
「失礼します」は、他人の部屋・家・職場などに出入りするときに使います。
例:(部屋に入るとき・出るとき):{○失礼します / ×失礼しました}
(相手より先に帰るとき) :お先に{○失礼します / ×失礼しました}
★「失礼しました」は相手に対する謝罪のときにしか使いません。
例:A: (電話で)田中さんのお宅ですか。
B: 違います。
A:{×失礼します / ○失礼しました}